00 · ワークプレイス · オーステンデ · 2023
Harbour Workshops
ある物流会社が、オーステンデの1960年代の倉庫に、180席の一フロアを必要としていました。

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問い
ある物流会社が、オーステンデの1960年代の倉庫に、180席の一フロアを必要としていました。これが問いであり、見た目の問いである前に、使い方の問いでした。倉庫はすでにそこにありました。鉄骨の架構もすでにありました。会社は、空き地に新しいオフィスビルを求めたのではありません。ひとつのフロアに180席を収めながら、人が働ける場所であり続けるには、どうすればよいかを尋ねたのです。
Kosei Architects は、その一文を設計要件としました。クライアントの名前は変えず、人数や勤務の形、二つ目のフロアを物語に足すこともしません。公開しているプロジェクトの面積は4,200 m²です。オフィスが使われはじめた年は2023年です。最初の打ち合わせのあとに描いたものはすべて、この一つの要求に答えなければなりませんでした。倉庫の中に、日光のもとで、架構を捨てずに、席をつくることです。
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仕事
仕事は、木の中二階、トップライト、そして鉄骨の架構を残すという決定でした。新しい木材は、倉庫を置き換えるのではなく、倉庫の中に差し込まれました。トップライトを加えたのは、フロアの日光が外壁だけに頼らないようにするためです。中二階は、古い気積の中に働くフロアをつくる部材です。設計中、この建物は縮尺1:50の木の模型、つまりスタジオのテーブルに置いた三層のオフィス模型で検討しました。そばには、トレーシングペーパーと鋼の定規がありました。
私たちの仕事のスケッチ設計の段階には、縮尺1:100の模型、平面図、断面図、概算コストも含まれます。ここでお見せしている Harbour の模型は、縮尺1:50のものです。許可申請図書が求める範囲で、専門コンサルタントとの調整も行いました。工事の段階は契約に従って進み、架構は残されたままでした。
03
結果
Harbour Workshops は2023年から使われています。席は180で、すべての席に日光が届きます。結果は、問いが求めていた数字そのままで、すでに建っていた倉庫の中に、鉄骨の架構を残して実現しました。これは、このプロジェクトの結果として述べるものです。今後のオフィスにも同じ席数、同じ日光、同じ内容を約束する、ということにはしません。
建物は、オーステンデにある4,200 m²のオフィスです。人々は平日にここを使っています。木の模型は、建てる前にフロアをどう検討したかの記録として、スタジオに残っています。ワークプレイスの仕事の報酬について知りたい場合は、報酬のページに数字があります。無料の初回打ち合わせに始まり、施工費の9 %のフルサービスまで続きます。
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概要
以下は、私たちが公表してよいと考える事実です。受賞歴、製品ブランド、エネルギーの数値は記載していません。
結果:2023年から使用中、180席、すべての席に日光。模型:木、1:50、このオフィス。事務所:Kosei Architects、Quai des Charbonnages 12, 1080 Brussels, Belgium。2008年に設立、メンバーは八人です。ここに載せるのは、私たちが公開してよいと考える事実です。このプロジェクトに賞はなく、特定の製品ブランドもなく、エネルギーの数値も示していません。次に描くオフィスには、それ自身の設計要件、敷地、コストがあります。Harbour Workshops は完成したひとつの答えとして記録しています。新しいクライアントが、私たちの仕事の順序、つまり問い、仕事、結果を見られるようにするためです。
場所
ベルギー、オーステンデ
年
2023
種別
オフィス
面積
4,200 m²
席数
180
仕事
木の中二階、トップライト、鉄骨の架構を残す
05
写真
このプロジェクトは三枚の写真で伝えています。一枚目はオフィスの内部で、木の中二階、トップライト、働くフロアのデスクです。二枚目は倉庫そのもの、残された鉄骨の架構と、そこに差し込まれた新しい木材です。三枚目はスタジオのテーブルの上の模型で、キャプションは「木の模型、1:50 · Harbour Workshops、オーステンデ」です。淡い色のテーブルの上、白い壁を背に、目の高さで撮った、軽やかな木の三層のオフィス建物が写っています。夜景、ドローンからの眺め、物流会社の人物写真は公開していません。
三枚の写真は、物語の三つの行に対応しています。模型は、フロアをどう検討したか。架構は、何を残したか。内部は、デスクに日光が届く、使われているフロアです。キャプションはあえて短くしています。数字は写真の隅ではなく、概要に書いています。

