聴き比べの一時間は、Oto Audioの試聴室、Pelgrimsgang 14, 3011 Rotterdamで行います。部屋は28 m²で、壁には音響処理がしてあります。Ines Vermeulenがこれを担当しているのは、彼女とTomasz Wójcikが2012年、かつての印刷所に店を開いてからです。一時間は60分です。無料です。メールか電話で予約いただければ、そのあいだ部屋をお取りします。
この一時間でやらないこと
その機材がいちばん良く聴こえる音量で、一機種だけ鳴らすデモンストレーションを期待して来られることがあります。それはこの時間ではありません。テーブルに置くのはヘッドホン三台まで、あるいはスピーカー二組までで、互いに聴き比べます。曲は同じままです。どちらが好みかを口にする前に、音量を揃えます。次のヘッドホンに替えたときにレベルが跳ねたら、聴こえる差はつまみの差であり、そのメモは役に立ちません。音量を揃えることが、方法のすべてです。言葉はそのあとです。
言葉と数値
音を言葉で書くのは、選び方が実際にはそう決まるからです。店には数値があり、テーブルの上に残します。ドライバーの径、オーム、グラム、ワット、感度、スピーカーが一組で想定する部屋。その数値があるから、八つの製品はページが替わっても正直なままです。帰り道に覚えていられる一文の代わりにはなりません。空気が通って広い、低音は軽い。近くて温かい、低音はしっかり。均質で細やか、低音は深い。その一文は、火曜日に使えます。オームの列を確認するのは、一文がすでにどこかを指してからです。
三台のヘッドホン
三台のヘッドホンは、なぜ両方とも要るのかを示します。Oto H1 Openはオープンバックのダイナミック型ヘッドホン、50 mm、32 Ω、290 g、€349です。テーブルの上では空気が通って広く、低音は軽く、音が漏れます。どのスマホでも、あるいはD2でも、駆動には足ります。Oto H2 Closedはクローズドバックのダイナミック型、40 mm、24 Ω、275 g、€299です。近くて温かく、低音はしっかりしていて、漏れはごくわずかです。だから、スマホにも、夜にも、旅にも向く一台です。Oto P7 Planarはオープンバックの平面磁界型、90 mm、18 Ω、420 g、€890です。均質で細やか、低音は深く、音が漏れます。求めるのはA10かA40です。音量を揃えると、音漏れは音色と同じくらい明らかです。部屋にほかの人がいるとき、あるいはヘッドホンを外しても曲がまだかすかに残っているときに、気づきます。誰かと共有する住まいで気づくより、ここで気づいてほしいのです。
アンプとスピーカー
アンプとスピーカーも同じルールに従います。台数が少ないぶん、演出は控えられます。A10はデスクトップのヘッドホンアンプ、€420、1.2 Wを32 Ωへ、静かで制御がよく、A級、出力は二つ、P7とH1の相手です。A40はプリメインアンプ、€1,290、2 × 40 Wを8 Ωへ、ゆったりとして満ちていて、どちらのスピーカーの相手にもなり、そのシステムでもヘッドホンを使うなら6.35 mmの端子があります。D2はUSB DAC、€260、ニュートラルでノイズが低く、USB-Cと光入力があり、A10またはA40へ送ります。採点はしません。聴くのは、背景が静かなままか、そしてA40が、S8が実際に空気を動かし始めても、ゆったり聴こえ続けるかです。
スピーカーは、部屋の広さを声に出して言う必要があります。S5のブックシェルフは一組€780、2ウェイ、25 mmと150 mm、86 dB、中域が開いていて、10–20 m²向けです。S8のフロア型は一組€2,150、3ウェイ、25 mm、130 mm、そして165 mmのドライバーが二つ、90 dB、帯域は広く低音は楽に出て、20–35 m²向けです。一時間に聴けるのは二組までです。ヘッドホンが三台までの理由と同じです。それを超えると、揃えたレベルも、前の曲の記憶も、あやふやになり始めます。14 m²の書斎はS5の話です。20–35 m²の部屋はS8の話です。私たちの部屋での一時間が最後の言葉にならないときは、Lucas Moreauが同じサイズを持って、Rotterdam周辺の設置訪問に出ます。およそ二時間、€120です。
自社の製品をどう調えるか
自社の製品を調えるときも同じ部屋を使いますが、順番が違います。先に聴き、そのあとで測ります。測定が固定するのは公表した数値で、ページと作業台のあいだでずれないようにするためです。試聴が固定するのは、一文です。Tomaszのアンプ、A10とA40は、その作業台で設計されています。予約する一時間は、工房の見学ではありません。数値がどう取られたかに関心を持たなくても、共有できる部分です。
来店のかたち
来店のかたちは短く、私たちはそう保ちます。予約すると、60分を確保します。音楽は、スマホ、ノートパソコン、USBメモリのいずれかで持ってくるか、こちらのストリーミングに任せてください。並べて、音量を揃えて比べます。決めるのは、あとです。すでに分かっていれば店で注文を、あるいは10日間の試用でヘッドホンを一台持ち帰ってください。試用は€25で、購入時に充当されます。S5やS8を借りるためのものではありません。スピーカーは設置の相談か、宅配のままです。S8も、ほかのすべてと同じEUの料金です。€150を超えると無料、それ以外は€9です。
部屋は火曜から金曜の11:00–19:00、土曜の10:00–17:00に開いています。日曜と月曜は閉めています。その一時間を誰も予約していなければ、飛び込みも歓迎です。電話は+31 10 555 0142、メールはhello@otoaudio.exampleです。書くときは、希望の日と、ヘッドホンか、スピーカーか、すでに読んだ一製品かを記してください。実際に聴いている曲を持ってきてください。箱が替わっても、音量は動かさずにいます。
